エアハン用ドレントラップ「ADB」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。
【企業プロフィール】
企業名:三建設備工業株式会社(https://skk.jp/)
本社:東京都中央区新川1-17-21 茅場町ファーストビル
創立:1946年3月
従業員数:1,326名(2024年4月1日現在)
三建設備工業は、お客様の建物の企画・提案からスタートし、計画・設計、施工・システム調整、お引き渡し後のメン テナンスやリニューアルまで、建物のライフサイクルにおける様々な局面でエンジニアリング技術を活かしたトータルサポートをご提供されています。
建築設備のエンジニアリング技術を軸に、快適性と省エネ性を両立させた建物に関わる様々なサービスをご提供されている同社のエンジニアリング部の田嶋孝之氏に、エアハン用ドレントラップ「ADB」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。
1.課題と効果
▼製品導入前の課題
・エアハン用ドレントラップに対して課題を持つことが今までなかった。
・少しでも部材を減らして、コストダウンや施工を簡素化したいとは考えていた。
▼製品導入後の効果
・今まで他社製品がほとんどなかったが、今回から比較検討することができた。
・見えていなかった細かい課題を見つけて改善することができた。
・部材を減らして、省施工やコストダウンも実現できた。
2. 他社製品もなく、昔から使い続けていた製品に気づいていない課題が潜んでいた!
空調機がある現場で必要になるドレントラップは、十年以上前からずっと同じ他社製品を使用していました。とくに使用し続けることに対する疑問などを持つことはなかったです。
また使用していたドレントラップの他社製品に関して、施工業者の方からも不満が出ることはありませんでしたので、課題という考えもありませんでした。
今回の現場でドレントラップを検討し始めた頃に、タイミング良く新製品があると聞き、ご紹介いただいたのが因幡電工さんのエアハン用ドレントラップ「ADB」でした。
他社製品だと塩ビ管をつなぐ場合はバルブソケットが必要だったり、透明のフタにする場合は特注する必要がありました。フタが透明でなくても使用上では問題はないのですが、トラップ内の水が正常に排出されているかの確認作業も透明であればパッと見ることができることや、またトラップ用キャップの締め忘れなどもないので安心です。フタが透明で中が見えているというだけなのですが、メリットが大きいと気づきました。
製品チラシとサンプルでご紹介いただき、聞いたその場で「この製品、いいですね!」と弊社3名全員が口を揃えました。
現場判断で導入製品を決めることもありますが、新しい製品だったため社内承認を取りに動き、「使用OK」との許可が出ましたので、この度、新規導入することが決まりました!
3. 製品の細かい機能で、使い勝手も良く、施工の方からも不満はなし!
エアハン用ドレントラップ「ADB」は新規導入となりますので、施工の方から「使い方がわからない。」や「ここが前に使用していた製品と違っていて使いにくい。」など、何かしらの声があると思っていました。
過去にも新規導入した別製品などでは「悪いものは悪い。」「使いにくい。」と不満の声がありましたが、エアハン用ドレントラップ「ADB」に関しては不満の声は上がってないです。
※施工写真の透明フタには、製品出荷時の保護フィルムが貼ってあります
バルブソケットやパイプレンチなども不要となりますので、コストも抑えながら全体的な施工時間も短縮することができました。
また細かいですが、製品を固定したい時には、現場にあわせて製品を固定できるので、他社製品と比べるとプラス要素かなと思っています。
メンテナンスは私たちがすることもありますが、他のメンテナンス業者様で対応されるケースがあります。エアハン用ドレントラップ「ADB」は透明のフタで中も見やすいので、そこも製品選定時のプラス要素の一つだと思います。
4. 新製品や改良製品には興味深々。良い製品は積極的に導入していくのが楽しい!
今回は改修現場でしたので、もともと空調機が設置されていた場所に新しい空調機を設置しました。そのためドレントラップを設置する位置も決まってましたので、自由に位置を決めることができなかったんですよね。遠いところは遠く、長く横引きしてるようなところもあります。
製品を使用するには、いろいろなケースがありますので、エアハン用ドレントラップ「ADB」には、設置場所にあわせて調整ができるパーツなどもあると嬉しいですね。
今後も施工物件によっては、導入を継続して検討していきたいと思いますので、エアハン用ドレントラップ「ADB」に関しては製品の進化を期待しています。
【使い慣れた既存製品から切り替えてでも、エアハン用ドレントラップ「ADB」の新規導入を決めた理由を聞く!|INABA note vol.25】