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イナバノート

業界情報やソリューション事例など因幡電工からの情報をお届けします。

2024.06.07お客様の声

スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を「現場から使いたい!」と提案した理由を聞く!|INABA note vol.22

スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。

スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を「現場から使いたい!」と提案した理由を聞く!-因幡電工(INABA DENKO)

【企業プロフィール】
企業名:株式会社 稲垣冷熱(https://www.inarei.co.jp/)
本社:神奈川県横浜市港南区芹が谷2-19-38
創立:2012年1月25日
従業員数:27名(2024年4月現在)

空調設備事業を通じて、ビル・店舗・一般住宅・公共施設など建物の室内で一年中快適に過ごせる空間をご提供されている株式会社 稲垣冷熱。
空調設備に特化し、新しいタイプの空調機に関する知識と技術を積極的に推奨し、技能向上をされている同社の第1技術部 工事課の寺田秀和氏に、スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。


1.課題と効果

▼製品導入前の課題
 ・設置箇所が多く、なんとかして施工時間を短くしたい。
 ・施工にはいろいろな部材を揃える必要があり面倒。
 ・耐火パテを詰めるとなると、手が汚れてしまう。

▼製品導入後の効果
 ・施工自体が簡単な上に省スペースで施工ができる。
 ・パテ一体型スリーブなので手が汚れず、部材を揃えなくても製品一つで対応ができる。


2.社内に製品情報を共有し「ぜひ使ってみたい!」と現場から提案!

今回のスリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」について、製品提案に来られるまで全く知りませんでしたが、因幡電工さんの耐火キャップは使用経験がありましたので、耐火キャップと新しい製品「スリーブワン」を比較しながら説明を聞くことができました。
スリーブワンについては社内でもまだ誰も知らなかったため、「因幡電工さんから耐火貫通部材の新しい製品が出たよ。」と、製品サンプルとカタログを一緒に情報共有を行いました。
スリーブワンは、パテ詰めが不要で製品本体一つで施工が完結できるところにメリットを感じました。ただし、従来製品の本体価格だけ見れば安く抑えられるという話になりましたが、作業効率も含めて考えると「スリーブワンはメリットしかない!」と判断しました。
社内に製品情報を共有し「ぜひ使ってみたい!」と現場から提案!-因幡電工(INABA DENKO)

私たちが関わる施工現場では、使用する材料まで決まっていることが多いです。今回の現場も使用する製品は決まっていましたが100箇所もあったため、「提案して駄目だったら従来の製品を使うだけなので、施工時間を短縮できてラクになるのだから、提案するだけでもやってみよう!」と、現場監督の方に「ぜひ、スリーブワンを使わせて欲しい!」と提案しました。
提案にあたっては製品資料やサンプル、施工動画もありましたので特に時間をかけることもなく、現場監督の方にもメリットを感じてもらうことができました。最終承認もいただいてスリーブワンの製品導入をすることができました。


3. 使用していた製品と比べると、施工時間は約50%カット!驚きのスピード感。

新しい製品でしたが、スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」は施工動画やデジタルカタログもあり、綺麗に仕上げるにはどうすれば良いかも実際に2~3箇所施工してみればわかるので、使用する不安はありませんでした。想像以上に施工がラクだとわかります。私の体感になりますが、今まで使用していた製品と比べると、約50%の施工時間で完了できます。
特別な道具は不要で、パテ詰めも不要ですので、例えば経験の浅い人に施工を任せても施工不良でやり直すことはなく、「スリーブワンをギュッと丸めて貫通穴に挿し込むだけで完了!」と説明するだけなので、教える側もラクです。ギュッと丸めて挿し込むだけなのは、本当にすごいです!
使用していた製品と比べると、施工時間は約50%カット!驚きのスピード感。-因幡電工(INABA DENKO)

貫通穴が天井に近かったり、貫通穴同士が近い場合、耐火キャップだと一定の離隔距離が必要でしたが、耐火キャップとスリーブワンを比べたら離隔距離は小さくて済み、貫通穴に挿し込むだけなので、困ることがほとんどありません。
また壁(中空壁・片壁)と床の両方に使用できるのもポイントが高い製品だと思います。
使用していた製品と比べると、施工時間は約50%カット!驚きのスピード感。施工性-因幡電工(INABA DENKO)


4. 余分な道具や部材も不要でゴミも少なく後処理もラク。

今までパテを詰める時はどうしても手や手袋が汚れていました。手袋が汚れてしまうと、他のものに触ることができないため、手袋自体が使えなくなったり、汚れる度に手袋を変えたりしてました。

また施工現場が30階や40階といった高層階だった場合、道具や部材がたくさんあると運ぶだけでも大変でした。でもスリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」なら、スリーブワンの製品本体と最小限の道具・部材だけで施工ができますのでゴミも少なく、撤収する際もラクになりました。
余分な道具や部材も不要でゴミも少なく後処理もラク。-因幡電工(INABA DENKO)

二人で施工できることよりは一人で施工できるもの(省施工)が今後は必要と思っていますので、従来の耐火キャップも使用していきますが、スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」は重宝される製品だと思います。


【スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を「現場から使いたい!」と提案した理由を聞く!|INABA note vol.22】

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